HOME >> 交流会報告 >> 2019年10月度交流会(第145回)報告
日時 | 2019年10月15日(火)18:00開場 18:30例会開始 20:00終了 |
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場所 | ホテルローズガーデン新宿 別館別館2F |
参加者 | 48名 |
懇親会 | ホテルローズガーデン本館2F 20:15~22:00 懇親会参加者 36名 |
皆様、こんばんは。
本日司会を務めます、株式会社ヒロ・コーポレーションの長崎です。
どうぞよろしくお願いいたします。
では、はじめに北岡会長ご挨拶よろしくお願いいたします。
皆様、こんばんは。
本日は講演会で、会員以外の方も多く集まっていただき、ありがとうございます。
台風19号の影響は、広範囲に被害が渡り、大変な状況です。被害にあわれた地域の方々には心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧を祈っております。
この影響で本日来れない方もいらっしゃいました。
本日の講演はリハプライムの小池社長です。
短期間でここまで成長されたのは、やはりそのベースにしっかりとした理念があるからです。今日はその理念と共に、ビジネスモデルも他業界においても参考になるのではないかと思います。
是非、楽しみにしています。
小池社長、本日もよろしくお願いいたします。
●会社を経営していて、一番怖いことは、人が辞めること
その原因は「理念の不徹底」にある
●当社の事業は、訪問看護ステーションとデイサービス
きっかけは親の介護が必要になったこと
2011年までは、フィットネスクラブを経営する会社の役員をやっていた。
●父親の病気で倒れた数日後に、母親も脳梗塞で倒れた。
その後、介護が必要になり、介護施設を探した。
そこで見たのは、高齢者を、ちゃん付けで呼ぶ、○○じい、○○ばあと呼ぶ...お風呂に男女構わず裸で並ばせる...
衝撃、自分の親をこういう所に預けられないと思った...
●それなら自分で介護施設を作ろう
親を馬鹿にされたくない、「誇り」を商品に居場所ビジネスをやろうと考え、実行に移す
理念は、介護から敬護へ
人生の先輩である高齢者を敬って護る
●2013年秋、新卒を採用した。
その後アンケートを取ると「こんなブラックな会社では働けません」にショックを受ける
<人が辞める理由>
1.給料と労働条件
2.人間関係
3.やりがい
●給料と労働条件への対応
1.休暇を何とか確保する・・・店舗を増やして人員をやりくり
2.インセンティブ設計
3.昇格の道筋を示す
●人間関係への対応
関係の質が大事・・・ほめること
●やりがいへの対応
不満足をもたらす原因をいくら消しても、やりがいにつながらない
満足要因を与える:達成感→承認→進歩→成長
●理念が大事・・・皆にわかる説明
「理念とは、カーナビのゴールである」
「行動指針とは、そのゴールへの行き方である」
ビジョン:地域の人にあこがれられるステーションになろう
理念=会社 が理想の会社
●等価交換の法則
「注いだエネルギーは、その分、帰ってくる」
魅惑的なゴールを設定する
5%増ではなく、倍にするにはどうしたらいいか?を考える。
●してもらった恩を返す
親を大切にしている人=採用基準
理念:敬護
行動指針:
・恩返しモード
・成長を目指す
・当たり前ではなく感謝
●理念の次は、それを体現すること
・何を言うかよりも、「誰」が言うか...だ!
・緊急(咄嗟)の時、立場の強い時(立場の弱い人に)に、本音が出る!
・大変なことになった → エキサイティングだ!
・失敗した時ではなく、あきらめた時にダメになる
・拒絶された時ではなく、再トライしない時にダメになる
・売上が下がった時ではなく、人のせいにした時にダメになる
●時間差の鏡の法則!
自分がやったことが、時間差をもって返ってきている...
●信頼
・言葉は関係性の中で感情に届く
→ 言葉が通じないのは、信頼関係がないからだ
・人は皆、ダイヤの原石だ
・他人は自分と絶望的に違う
・相手が理解できたかを確認する言葉
わかった? ではなく、できる? どう理解した?
・関心を持つ
社員の関心があるものに、関心を持つ
※絶対的な味方になる
部下の幸福、充実感にフォーカスする
部下の状況に心を重ねる
●信念
魚の釣り方を教えるのではなく、その「目的と手段」を考えさせる
本日は、ご清聴、誠にありがとうございました。
担当幹事:塚田 隆
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(12月は『望年会』を行います。詳しくはこちら)
今回は久しぶりに、ローズガーデンホテル本館の2Fでの懇親会となりました。以前のレストランから、宴会場になり、立食形式での懇親会です。
参加者の皆様も、自由に様々な人との交流ができ、たまには立食も良いと思います。
初参加者からの自己紹介などもあり、楽しい会となりました。
今月はオブザーバーの方も含め、多くの方のご参加をいただき、ありがとうございます。
TMBCビジネス交流会
編集 事務局
文責 北岡修一